10月の1ヵ月体験について
10月の1ヵ月有料体験について、12月への変更希望の方が出られたので1枠空きました。
ご興味のある方は是非、無料体験よりお申込みください。
10月の1ヵ月体験について
令和3年10月の1ヵ月の有料体験については、定員を迎えました。
9月も満席となっており、11月は残り2枠となっております。
当園は、無料体験⇒有料体験の流れをお勧めしております。
体験につきましてはそれぞれ先着順となっておりますので、なるべく早めのご予約をお取りくださいませ。
各種体験は以下のフォームよりお申込み下さい。
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本入園につきましても定員間近となっております。
その他お問い合わせにつきましても、お気軽にお問い合わせ(お電話:06-7708-2865:平日9時から17時迄、✉このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。)ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
保育・教育の質
夏休み中、リモートや少人数での対面で、現在我が子を保育園や幼稚園に通わせている保護者の方々とお話する機会がありました。
そこで、話題になったのはやはり保育・教育の質のお話です。
今回はモンテッソーリ教育関係以外の一般保育園や公立幼稚園の方々よお話を中心に聞いてきました。
そこでは、やはり
「預かってもらっているので、それだけで充分なので、言いたいことは言えない。」
「先生が忙しそうで、玄関まで出て来られることは少ない。」
「やっと先生に慣れてきたと思ったら、退職されてる。」など、様々な課題があるということを聞く事ができました。
何より、私が思ったことは、「人生に一度しかない幼児期を保護者の皆様は大切に思っている。けれども仕事や様々な理由により保育園に預けるだけになってしまっている。幼稚園においても、周りの評価やネームバリュー、聞こえの良い習い事の付属や受験。本当の質ではなく大人の都合で決めている。」という流れがあるということが考えられました。
たくさんの不安や保育者、教育者に求めること、子育ての悩みや課題。モンテッソーリ園以外に通われる方々の想いを聞くことのできる良い機会となりました。
そこには、やはり「教師としての専門性と、プロフェッショナルとしての意識」が大きな鍵になってくると考えます。
保護者の皆様は当然、子ども達を預けるとその間は違う環境で過ごし、子ども達の様子を逐一知ることはできません。
そこで、保育者はそのようなお気持ちをしっかりと理解し、責任をもって子ども達の大切な幼児期の1日を担っているのだという考えで取り組み続ける。
園舎の願いでもある、子ども達、保護者、教師、3者が手を取り、皆が幸せになる空間作りのデザイン、誰かが犠牲になるということではなく、皆が笑える環境。子ども達は我々と同様大人の笑顔が大好きです。
大人が笑え、子ども達も笑える、そんな園舎をこれからも目指し続けたいと思う瞬間でした。
全国大会
先日、コロナによる影響にて、1年間の延期を余儀なくされておりました、日本モンテッソーリ教育全国大会がzoom
ウェビナーにて行われ、私たちも「日本の初等教育におけるモンテッソーリ教育の有用性~都市部のモンテッソーリ教育園運営を手掛かりに~」という題目で発表をさせて頂きました。
多くの聴衆の方々にもお越し頂き、本当に学びの多い発表でした。
特に今回の学会では、モンテッソーリ教育が今後の子ども達の成長や発達にどのように関わってくるのか、初等教育へのきっかけとしての発表も見受けられ、我々の興味深い題目をたくさん拝聴することが出来たということも大きな収穫でした。
また、私たちより何十年も先輩の園長先生が自園の運動会などの行事を紹介され、発表されていたこと。
多くの諸先輩たちが学びを続けられるこの学会で、当園の現状からなる研究のスタートを切らせて頂いたことは本当に有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も常に「研究者の目を持った実践者であり、実践者の目を持った研究者」であり続けたいと思います。
この機会を頂戴した、運営事務局の日本モンテッソーリ協会高知支部の皆様にこの場を借りて心より御礼申し上げます。
この学びを早速職員で共有し、意見を交換しながら、子ども達や保護者の皆さまにフィードバックをしていきたいと思います。
高津学院の確信
2019年に開園した当園にはまだ卒園児はいません。
体験の保護者の方々からそのことが懸念点として挙げられるというお言葉も頂戴していました。
少し前の七夕の前日、当園に1番長く在籍する女の子が私に、
「園長先生、七夕の飾りつけお家でしたよ。」
と話しかけてきました。
私が、「短冊にどんなお願いしたの?」
「パパが早く良くなりますようにって」
お父様が少しご体調を崩している様子でした。本当に自然と自分以外の誰かの事を願える「心の成長」に胸が熱くなると共に、お母さんとそれを喜び合えました。
本当に、全てをかけてこの「高津学院幼稚舎」を開園して良かったと心から思える瞬間でした。
当然ご家庭での愛情が1番の要因であると考えますが、初めて園に来た時には全くおしごとをせず、お母さんから片時も離れずに遠くから見ているだけの子が、ここまで「心」の成長を見せてくれたことに、私の卒園児のいないというある種、どうにもならないコンプレックスはこの一瞬で吹き飛びました。(この子は当日、園舎での短冊には菜園の野菜が元気に育つようにとお願いしていました。)
決して当園に来ればそういうようになるというようなことを言うつもりはありません。
ただ、今、15名の子ども達の日々を見ていると表情や行動、言動の一つひとつに節々に子ども達が本来持つ「自然な優しさ」の成長を見せてくれます。
特に年長、年中の子らの成長には目を見張るものがあり、探求心やおしごとへの興味。内発的に知りたいという意欲、溢れんばかりの話したい事、集中。月曜日の笑顔。
彼らに感化されながら年少やプレの子らも同じように共に吸収しているというカルチャーを形成し始めてくれています。
今こそ、はっきりと言えます。高津学院幼稚舎の子ども達の将来が楽しみでなりません。決して学歴や地位や名声に縛られることなく、本当の意味で主体的な人生を歩んで、前回のブログに書いたような形にて、成長を見せてくれ、笑顔で再会できるように私も成長を続けたい。
今後も決して驕ることなく、常に研鑽し、子ども達の成長に我々大人がついていけるように、信頼できる教師たちとと共に、もちろん子ども達、保護者の皆さまと共に航海を続けたいと思います。
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