モンテッソーリのおしごと紹介します!③
今回は様々な創作活動の中で大切な技能となる「貼る」おしごとを紹介します。
①写真手前:シールを貼るおしごとと、②写真奥:のりを塗って貼るおしごと。
①シールをはがして、シールが折れることなく貼れるように持ち方を工夫します。
②筆を使ってのりを塗ります。台紙に描かれた形に、貼るものの向きを合わせます。
筆を使うことによって、親指、人差し指、中指の3本の指の感覚の練習になります。この3本の指は書くための準備や、お箸を持つための準備に繋がります。
また、視覚で様々な形を捉えることで感覚教育の準備活動にも繋がります。
子どもたちはシールを貼るのが大好きです。冷蔵庫や壁にシールを貼るのは子どもの自然の法則によるものです。
ですので、このような台紙を用意したり、用具を準備してあげたりすることで思い存分にシール貼りを行うことができます。
更に、小学校の図画工作の授業では、立体制作の分野でのりを使う場面がたくさんあります。このように幼児期にのりの種類や分量を調整して接着する作業を行う経験をしていくことは、小学校教育の準備にも確実に繋がっていきます。
モンテッソーリ教育講演会
高津学院よりモンテッソーリ教育特別講演会のお知らせ
高津学院幼稚舎より記念イベント第2弾!!
来たる7月13日(土)10時より、弊園にて京都モンテッソーリ教師養成コース委員長、岡山眞理子先生をお迎えしてモンテッソーリ教育講演会を開催いたします。
モンテッソーリ教育について知りたい。
子どもへの関わりかた。
環境設定おしごとって?
モンテッソーリ教育に対する考え方を長年モンテッソーリ教育に携わってこられた岡山先生のお話をお聞き頂けます!
場所:〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町9-18 2階
費用:1000円 (当日現金にて徴収いたします。)
お申し込みはこちらから!
↓ ↓ ↓
https://ws.formzu.net/dist/S77194817/
お電話06-7708-2865(平日9時〜17時)でもお受付しております。
定員30名になり次第募集を終了いたします。
是非、皆様この機会に高津学院幼稚舎へお越し下さいませ。
モンテッソーリのおしごと紹介します!②
今回は、日常生活の分類の基礎となる「切る」おしごと。
本物のはさみで紙の線上を切っていきます。
このおしごとで、はさみの持ち方・仕組み・使い方を知ります。
はじめは直線を切り、段々と曲線を切るようになります。
目と手を使って、腕の動きを調整する練習を繰り返す中で、それぞれの動きの協応性を捉えることができるようになります。
細かい腕と手の動きで、運動機能の調整から他分野への準備と自律を整えていきます。
「幼児にはさみは...。」と思われる保護者の方もいるかも知れません。
しかし、子どもたちは使い方や仕組み。ルールをきちんと理解することで大人より安全を守ることができます。
これは、私が小学校教員の経験からも断言できると思います。
またこのような用具を巧く使いこなすことができるようになると、子どもたちも自信をもって自分だけの創造的な思い通りの作品に取り組むことができます。
私のお勧めは腕時計です。型通りにはさみを使って、切り、思い思いの色を塗って腕につけるのです。
大人のつける腕時計は子どもたちの憧れです。
たとえ紙であっても自分のオリジナル腕時計をつけて過ごすなんて、とても素敵なことではありませんか?
モンテッソーリのおしごと紹介します!
この場を借りて少しずつモンテッソーリのおしごとを紹介していきたいと思います。
水注ぎ。(色つきの水になることもあります。)これは、水差しに汲んだお水を、形の異なるコップの赤い線まで注ぐおしごとになります。
線を見て、ここまで入れよう!と意識して、どのくらい傾けたらこぼれないで注げるかなと調整しながらお水を注ぎます。
何度も試して探索できる思考力、自分でお茶や牛乳を注ぐことができるようになり、自立への第1歩となります。
ご見学・体験レッスン
本日は、午前中にお2組のご見学、午後にはお1組ご姉妹でのアフタースクール体験にお越しいただきました。
お子さまはそれぞれに教具に触れ、保護者の皆様には園の雰囲気や特徴を感じ取っていただく機会となりました。
これまで多くの皆様に体験レッスンを受けて頂き感じたことは、当たり前のことではありますが、幼児期から子どもたち1人ひとりにしっかりとした個性があるということです。
初めは場や先生に慣れず少し緊張してもじもじしているけれど、教具に触れていくことで少しずつ園の雰囲気に慣れていく。
一方、初めからどんどん、教具に触りに行き、園の様々な場所に興味を持って活動する。
みなさんやはり共通点は、教具に夢中になれる瞬間があるということ。
そしてお母さんがわが子の就学時前の幼児教育について真剣に考えられ、向き合われていること。毎回お母さま方に私自身が勉強させて頂いております。
そして最後には保護者の皆様、子どもたちに笑顔で帰ってもらうことが我々の最高の喜びになっております。
今週の無料体験レッスンの空き状況は、6月10日(月)現在で、
6月11日(火) 午前× 午後×
6月12日(水) 午前〇 午後×
6月13日(木) 午前× 午後〇
6月14日(金) 午前〇 午後〇
となっております。
体験レッスンはモンテッソーリ教育を体感して頂ける絶好の機会となります。是非、お気軽に園にお問い合わせくださいませ。
アフタースクールの開校にあたって
弊園6月よりアフタースクールの開校を決定いたしました。
これには、2つの理由があります。
1つ目は、今後、本学院を卒園していった児童たちに帰ってくる場所を提供したいと、園を設立する際に考えていたからです。小学校に入ると子どもたちの環境大きくは変わります。様々な新しい出会い、新しい生活、 子どもたちは少なからず環境の変化に戸惑うこともあるでしょう。本学院としては卒園後に通っていた園に帰ってくることができる。モンテッソーリ教育や先生に会って小学校での学習との繋がりをさらに高めていってもらい、どこかほっとするような気持ちになって子どもたちの小学校生活を陰ながら応援したという願いがありました。気軽に第1の学校の故郷のような感覚で戻ってきてほしいという想いがありました。
2つ目はこの天王寺区の地域にもっと多くの子どもたちに、少しでもモンテッソーリ教育に触れてもらいたい ということです。子どもたちの様々な発達段階に即した、子どもたちが触りたくて仕方がなくなるような、美しいモンテッソーリ教具を園では揃えています。教具は国際モンテッソーリ連盟公認のものからなります。安心した環境の中で実際に教具やお仕事に触れて時を忘れるような没入経験をしてもらいたいということです。
この2つの願いからアフタースクールの開校を早めることを決定いたしました。
幼稚園や小学校の放課後、また午後のゆっくりとした時間に、子どもたちにとって素敵な時間を提供していき
たいと、環境を常に整えてまいります。
どうか、この機会に園の特徴に触れて頂けると幸いでございます。
マザーズコーチングスクール無料体験講座を開催いたしました。
6月1日(土)、弊園にてマザーズコーチングスクールを開催いたしました。
小さなお子さまをお育て中のお母さまをはじめとする、多くの皆様にご参加いただきました。
コーチングによって親子のコミュニケーション力高めるためのヒントをご参加される皆さん共に考えていく、とても良い学びとなりました。参加された方々の中にはモンテッソーリ教育にご興味を持たれる保護者の方もおられ園の特徴を知って頂く良い機会となりました。
ご参加いただいた皆様、マザーズコーチング講師の小林様そしてスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
園ではこのような有意義なイベントを今後も開催させていただきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
高津学院幼稚舎アフタースクール開校!!
無料体験レッスン
本日も無料体験レッスンにお越しいただきありがとうございました。
お母さまがモンテッソーリ教育にご興味を持っておられ、普段から子どもの自立性を大切にされた教育を実践されており、私も大変勉強になりました。
弊園では、引き続き体験レッスンを実施しております。是非、今後ともお気軽にお問合せ下さいませ。
今週土曜日は弊園プレゼント企画「マザーズコーチングスクール」の無料体験講座も予定しております。
是非、こちらも合わせてご参加ください。
また、間もなく高津学院幼稚舎、6月からの新しい取り組みもご発表させていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
感謝
園舎代表の私は一昨年まで小学校の教員をしておりました。
教員を辞する際、私の気持ちは正直晴れ晴れとしたものではなかったことをはっきりと覚えています。
この先の不安。教員という安定的な仕事を辞めてしまうことへの恐怖。たくさんの思いが胸を去来しておりま
した。
それでも、勇気を出して新たな一歩を踏み出すことの人生を選択しました。
その後、様々な方々に会い、たくさんのお話をする中で教育者としてのすべきことが更に決意できたように思
います。
いま、この大阪上本町に多くの皆様のご協力のお陰で開園できた高津学院幼稚舎を誇りに思っております。
まだまだ、旅は始まったばかり。本当に自分にできるのか、それでも、家族や勤勉で有能なスタッフに支えら
れています。
子どもたちがこの高津学院幼稚舎で、ものごとに没頭することの意義、勇気、そして目的意識を獲得してほしいと切に願います。整えられた環境の中で、仲間と共に人生の土台を作る上での大切な時期を有意義に過ごすことのできる空間。
その準備はできております。
たくさんの支えの中で生かされている感謝を私自身も忘れず研鑽を続けてまいりたいと思っております。
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