ご挨拶
「高津学院幼稚舎に関わる全ての人々の”今、ここ”を大切に」 これが高津の合言葉です。
高津学院幼稚舎代表の板倉健介と申します。 私は社会人経験後、大学院に進学し、小学校の教員を約10年間勤めて参りました。その中でたくさんの学校教育現場の課題、保護者の方々の想い、そして子ども達の内なる自立の願いに触れてきました。
休日に向けて平日を我慢する毎日。大人達(教師達)のみならず子ども達もがこのように疲弊していく姿を目の当たりにしてきました。この問題をどうにか解消できないか。子ども達も大人達にとっても1度きりの人生を満足の日々にすることはできないのか。
グローバル化、少子化など、急速に社会状況が変化しており、今後もそのスピードは更に増していくと予想される昨今、教育機関には、次世代を担う人材の育成という点において、大きな期待が寄せられています。 しかしながら、現在の日本の教育界は混沌の時期を迎えおり、待機児童解消に向けた幼児教育無償化による幼児教育の2極化(子どもを預けることに重きをおいた保育施設、様々な幼児教育に特化した教育施設)、小学校における英語教育・プログラミング教育の必修化、道徳教育の教科化等、時代の流れと共に日本の教育は大きな変革の時期を迎えようとしています。 |
その一方で、自分の好きなことに没入し、興味のあることに熱中し、全力で取り組むことで、それを生業として成立させることのできる時代が共にやってきました。
これからの時代、子どもたちには自分自身で人生を切り開いていく力がより求められることとなります。運動で、知性で、獲得する様々な3歳から6歳まで特有の能力。その後子ども達は「責任の根を張り、自立の翼」を抱いて社会へと羽ばたいていきます。
本学院では幼少期からの自発性・主体性を重要視し、まさにこの時期から人生の土台を創り上げていく素地の育成を目指した環境を整えてまいります。「子どもたちがありのままでいられる場所であり続けること」そのために、教師すなわち私たち大人は研究と修養を重ね、子ども達の発達に寄り添った保育・幼児教育を実践いたします。
教育学修士・国際モンテッソーリ教師(AMI)・保育士・子育て支援員・幼児教育アドバイザー・幼児体育指導員・小学校教員専修免許・中学校高等学校(保健体育科)教員専修免許
園舎代表
理念
教育目標
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自ら考え行動し、自分の人生を主体的に生き抜いていく力の育成
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文化の違いや互いの個性を認め合える、愛情深い心の成長
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子どもたちの心身ともに健全な育成と、共に成長し合える共感力の育成
ビジョン
毎日がワクワクするような日々を子どもたちに、そして大人たちにも
日曜日(休日)の夕方から夜にかけて、明日の学校や仕事のことを考えるとだんだん憂鬱になって暗い気持ちになった経験はありませんか。
本学院では毎日が有意義で、また明日友だちに会いたい、先生に会いたい、あの空間に会いたいと思える教育施設をデザインしてまいります。それは保護者の皆様、そして職員の方々にも。
保護者の皆様が安心し、大きな安堵と自由な気持ちで自分の仕事(職業、家事)にとりかかって頂きたい。その為に子どもたちには、人生の土台を作る幼児期に生きていく上で大切な精神的要素(愛情、勇気、経験)を育む環境をしっかり整え、準備し、常に我々教師は学び続け、子どもたちの成長と幸せを願うプロフェッショナル集団であり続けることを誓います。
そして子どもたちには、その整えられた環境の中で、他者とふれあい、関わり、共感しお互いを尊重し、信頼できる人間関係を構築しいってほしいと願います。
自由な校風の中に規律と責任を持ち合わせ、1度きりの自分の人生の日々を楽しく、そして主体的に生き抜く姿勢を創り上げること。幼い子どもたちの家庭の中の「いえ」から社会生活への第1歩が素晴らしいものとし、この大阪随一の文教地区である上本町から日本の教育の中心になっていきたいと日々念じています。