図鑑
年長さんが、虫の図鑑を見ながら、
「園長先生、この蚊めっちゃ怖いわー。」とお話をしにきてくれました。
私が「本当だね。でもこの蚊は夏に大阪でも見られるよ。」と会話していたところ、他の年長さんが「何で注射は刺されると痛いのに、蚊は刺されても痛くないんやろう?」と問いました。(私の中ではその後針の細さの話に展開されるのかなと思っておりました。)
すると年長さんは、
「刺されている事に気づかないからちゃう?注射は今から刺すよ。ってなるから!」と意識の方の切り口のお話でした。
確かに。
このように、いつも子どもらの自由な発想と考えに新たに気付かされ、会話の楽しさを見つけられる毎日です。
お話会
先週の金曜日には、恒例の園舎お話会を開催しました。
モンテッソーリ教師より子ども達の普段の様子から各年齢での成長、そして縦割りでの子ども達の関わりをお伝えしました。
園長からは「本当の学力とは?モンテッソーリチャイルドのその後」という題目でお話させていただきました。
学力の捉え方からモンテッソーリ教育における逸脱と正常化、そしてモンテッソーリチャイルドのその後を中心にお話をさせていただきました。
20名以上の殆どの保護者の方々にご参加いただき、最後は子ども達を信じて待つことが何より大切だといことを共に確認でき、大変有意義な会となりました。
今後もお話会を通して、園舎と保護者の皆様を繋ぎ、モンテッソーリ教育についての考え方を共有し、共に考え、皆が笑顔になれる会を計画していきたいと思います。
小学校の先生との交流
先日、教員時代からずっと交流のある先生方と懇談する機会がありました。
教員の働く環境も少しずつ改善されており、定時に帰れる事もあるそうです。しかし、結構学校にもよるみたいで、やはり校長、教頭のマンパワーによるものも以前大きいようです。
その中には、1年生の担任をされてる先生もおられました。小1までにつけておいてほしい力を尋ねてみると、ひらがなが書ける、足し算ができる。という学習としての「できること」ではなく、やはり「話を聴くことができる。」担任は35人程度の人数をほぼ1人でみているので、その辺りを保育園や幼稚園とは違った形で理解して欲しいとの事でした。
モンテッソーリ教育を受けた子ども達は毎日、「自分で決める」を繰り返しております。そして、縦割りや信頼できる教師と共に過ごすことで、「環境」や「大人」そして友人を信頼することができる思います。
だからこそ「話を聞いて、行う。」ということは簡単にできるのだと思います。現に年長さん達の習い事の際に当園保護者の方から喜んでいただけるのは、先生の話を聴くことができる。という所です。それは高津学院幼稚舎の子どもらの強みであると考えます。なぜ話を聞くことができるのか、それは、「聞いてもらっているから」です。我々モンテッソーリ教師は子どもが話しかけてくれるとチャンス!とばかりにお話や出来事の広がりをみつけて「語彙の拡充」を目指します。そうする事で「貴方のお話は聞くに値するのですよ。たくさん話をしてね。」という態度を目を向け、心を向けて聴くよう訓練されています。
現役の小学校の先生や何十年も小学校の先生をされて来た先生方との交流の中で見えてくることは幼少期にどれだけ「主体的に自らの人生を形成する素地を作るか」に尽きるのだと感じました。
結局、「何かができる」という事は横と比べて大人が安心したいからなのだと親にとしての立場でも余計に痛感しますし、共感できます。だからこそ、目の前にいる子ども達が毎日笑顔で探究している姿を見ながら、更に信頼できるモンテッソーリ教師達と協働しながら、「環境」をさらに良いものにしていこうと考える日々です。
無料体験再開!!
高津学院幼稚舎は、モンテッソーリ教育本格実施園として5年目を迎えました。
おかげさまで、2024年度は満席の為、現在無料体験をストップさせていただいており、誠に申し訳ございません。
2024年10月1日より、2025年4月以降ご入園いただける為の無料体験を再開いたします。
対象年齢は、2022年4月以降にお生まれになられたお子様で、2歳6ヶ月以上からのお申込みとなっております。
当園は次年度も10名以下の若干名の募集となります。
モンテッソーリ教育に少しでもご興味のある方、そしてお子様の幼児期を何より大切に思われる保護者の皆様、何卒ご体験のご準備とお早めのお申込みの程よろしくお願い申し上げます。
毎日
高津学院幼稚舎では、毎日、自分の好きなことを選択して活動します。入園して初めて経験することもある中、はさみのお仕事を毎日しているプレさん。
最初は持ち方からの練習でした。そして、切り刻む。手を動かすことで、紙が切れ下に落ちていく、切ったものが増えていく、そこに楽しさを感じていました。線がある紙も、とにかく刻んでいました。ところが、毎日することで、なんとなく線の近くを切るようになっていました。そして、徐々に線に近付き、刻まずに連続で線の上を、進んでいくことができるようになり、形が切れるようになってきました。今では残った形の外側(いらない部分)を見ると、綺麗に切り抜けていることがわかります。きっとモンテッソーリ教育で言われる「敏感期」とやりたい気持ちがタイミングよくあったのでしょう。
毎日、毎日、同じ活動を飽きずにやり続ける姿を見守りながら、毎日することの大切さを、プレさんから改めて感じています。
探求と集中
子ども達同士の話し声。共に製作やおしごとに熱中する姿。
友だちや仲間の輪ができ楽しそうに過ごしている様子を見ていると本当に羨ましくさえ思います。
幼稚園の時から同年代で比較され、園行事の練習にお遊戯や歌をさせられているような毎日。そんな日々とは無縁の高津学院の子ども達は今日もまさに「探究と集中」に満ち溢れていました。
(お知らせ)
いよいよ明日に迫ってまいりました大原青子先生による当園主催のモンテッソーリ教育講演会。
天王寺区様に後援いただきご案内をまずは地下鉄3駅(天王寺駅、四天王寺前夕陽ヶ丘駅、谷町九丁目駅)に掲載させていただいております。天王寺区内76ヶ所の広報板にもご掲載いただいております。
また、中央区様にもご協力いただき、15駅にもご案内掲載いただいております。
まだ間に合います!お申込みは以下のリンクよりどうぞ!
↓ ↓ ↓
秩序
子どもたちの秩序は素晴らしく、大人ならこれくらいなら大丈夫と思ったことでも、いつもと同じが心地良いのだと思います。
実は、保育室の環境を整える一環として、教具の位置を少し変えてみました。
すると今日の片付け後の配置を見ると、なんと元に戻っていました。
これを見た時に、高津学院の子どもたちは確実に成長の一途を辿っていると確信しました。
子どもたちのこの素晴らしい秩序感を持てる幼児期に、モンテッソーリ教育と出会えた子どもたちと、それを見守ることのできる高津学院幼稚舎、毎日がよい生活を送ることができる場として、今後も環境を整え続けます。
(お知らせ)
いよいよ今週末に迫ってまいりました大原青子先生による当園主催のモンテッソーリ教育講演会。
天王寺区様に後援いただきご案内をまずは地下鉄3駅(天王寺駅、四天王寺前夕陽ヶ丘駅、谷町九丁目駅)に掲載させていただいております。天王寺区内76ヶ所の広報板にもご掲載いただいております。
また、中央区様にもご協力いただき、15駅にもご案内掲載いただいております。
お申込みは以下のリンクよりどうぞお早めに!
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少しずつ
高津学院幼稚舎では、毎日、自分の好きなことを選択して活動します。入園して初めて経験することもある中、はさみのお仕事を毎日しているプレさん。
最初は持ち方からの練習でした。そして、切り刻む。手を動かすことで、紙が切れ下に落ちていく、切ったものが増えていく、そこに楽しさを感じていました。線がある紙も、とにかく刻んでいました。ところが、毎日することで、なんとなく線の近くを切るようになっていました。そして、徐々に線に近付き、刻まずに連続で線の上を、進んでいくことができるようになり、形が切れるようになってきました。今では残った形の外側(いらない部分)を見ると、綺麗に切り抜けていることがわかります。きっとモンテッソーリ 教育で言われる「敏感期」とやりたい気持ちがタイミングよくあったのでしょう。
毎日、毎日、同じ活動を飽きずにやり続ける姿を見守りながら、毎日することの大切さを、プレさんから改めて感じています。
(お知らせ)
6月15日(土)の大原青子先生による当園主催のモンテッソーリ教育講演会。
天王寺区様に後援いただきご案内をまずは地下鉄3駅(天王寺駅、四天王寺前夕陽ヶ丘駅、谷町九丁目駅)に掲載させていただいております。天王寺区内76ヶ所の広報板にもご掲載いただいております。
また、中央区様にもご協力いただき、15駅にもご案内掲載いただいております。
お申込みは以下のリンクよりどうぞお早めに!
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