春休み
春休みに入りました。
静かな園舎にて次年度の構想を色々と環境を整理しながら考えます。
今年もやはり下半期の子ども達の目に見える成長。
特に年長さん達は小学校を意識していたのか、本当に優しく、そして主体的にて活動してくれおりました。
その空気が広がるのか、それに追随するように年中さんからプレさん達もどんどん新たな事に挑戦したり、友だちと色々な事を話したりと。
それぞれが自分の時間、まさに高津学院幼稚舎の理念でもある「今、ここ。」を大切に過ごしているように感じました。
だからこそ、今後も変わらず、大人である私達教師は子どもをしっかりと「観察」し、「環境を整える」にまさに「本気」になっていく必要があると教師と共通理解を以って確認しました。
お休み明け子ども達がまた、パワーを貯めて新年度この園舎に戻ってきてくれる事を想像しながら。
お父様お話会
三連休の初日には、お父様向けのお話会を行わせていただきました。
折角の連休の初日にわざわざ時間を割いてお越し頂くお父様方に何か少しでも有用な事をと考えました。
やはり原点回帰。高津の子ども達がどんなモンテッソーリの環境の中で1日を過ごしているのか、子ども達にとっての"今ここ"がどのようになっているのかを丁寧に説明することだと思い、1日を時系列に沿いながらお話を進めました。
それから、シルバーナQ.モンタナーロ博士の「いのちのひみつ」の文献を参考に父親についての考察。
最後は動画を観て終了しました。
中々お会いすることのできないお父様も来て下さり、たくさんの励みになるご感想も頂戴し、本当に嬉しい時間となりました。
阪神淡路大震災から29年
あれから29年、今年1月1日に能登半島における大きな震災。
メディアにおける様々なニュースや報道で、大切な人を亡くし、大切なものを失った方々への想い。
決して忘れることなく、今ある平和と安全に感謝しながら、毎日を大切に一生懸命に生き抜くこと。
ただひたすらにそのことを噛み締め、今後も「今、ここ」を大切にしていきたいと思います。
被災地の一早い復興と、被災された方々のご健康とご安寧を心より祈念しております。
気品と礼儀
「おしごと、見てもいいですか?」
「いいですよ。」
という会話が毎日あちこちで聞こえます。
見せてもらう人は手や口を出さないルールを守ります。
見せてあげる人は少し得意気な顔で、いつもよりも丁寧な動きになったりもします(笑)
"お友達のおしごとを見る"というのも一つの立派なおしごとです。
それぞれ気付きがあっても手を出さず、間違っていてもすぐ指摘せず、じーっと見ることが出来るのは、自己コントロール力が育った証拠。
最近とても上手になってきました。
大抵、お友達のおしごとを見た後は自分のおしごとにぐぐぐっと集中する子どもたちです。
「見せる」というモンテッソーリ教育の基本的な教え方は、子ども同士でも日々、行われているんですね。
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