「観察する」こと「環境を整える」こと
子どもの成長は本当に速く、見ようと思って見ていないとあっという間に先へ進み、見落としてしまいます。
マリア・モンテッソーリは子どもを観察することで、子どもたちの発達を段階的に細かく捉え、その発達に合った教具をたくさんつくりました。
私たちモンテッソーリ教師も、観察眼を鍛える勉強やトレーニングを山ほど課され、常にその意識で子どもたちをみています。
それでも「ええ!もうこんなことができるようになったの!?」と子どもたちに驚かされることが多々あるのも事実です。
子どもたちは"自分で自分を育てる力"を持って生まれ、自分のペースで成長していきます。
私たちに出来ることは、その"成長の可能性"を最大限、花開かせられる環境を用意すること。
今週も子ども達の成長をお手伝い出来るように、一人ひとりと向き合い、よく見て、環境を準備したいと思います。
7月1日(土)モンテッソーリ教育講演会は以下より!!
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子ども達の創造性
子どもたちは大きな紙が大好きです。
幼稚園ではチラシをたくさん用意しています。
スーパーのチラシや電気屋さんのチラシ、お花屋さん、ケーキ屋さん、いろいろなチラシをその日の気分で選びます。
今日はそのチラシが大人気でした。
たくさん繋げたり、チョキチョキいっぱい切ったりしてとうとう売り切れてしまいました。好きなものを思い通りに作ることができる紙は、子どもたちの創造力をかき立てます。
今日はバックと大きなお部屋が出来上がりました。
チラシがなくなったので、仕上がらなかったところもありますが、それでも楽しそうに工夫をしていました。
0から始めることは、どのように進めようかと、頭の中で設計図を考えているのだと思います。きっと夢いっぱいの作品が描かれているのでしょうね。
7月1日(土)モンテッソーリ教育講演会は以下より!!
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書くこと
大人にとって"書く"という行為は簡単ですが、実は手首や指先のコントロールをたくさん必要とします。
だからこそ、子どもたちは自分で描くものを選び、"チョット難しい"に挑戦することを楽しみながら日々、積み重ねています。
同じような成長の階段をそれぞれが登っていますが、一人ひとりの階段の高さは違います。時には教師の予想を上回る成長があり、もうこんなに細かく書けるようになったのね!と驚かされることもあります。
もっと上手に書きたい!細かい違いを知りたい!と願う一人ひとりの敏感期を逃さないよう、子どもたちをしっかりと見て、これからも環境を整えていきたいと思います。
7月1日(土)モンテッソーリ教育講演会は以下より!!
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お話会
先週金曜日は、当園保護者の皆様とのお話会を開催いたしました。
モンテッソーリ教師から「人間の傾向性」についてのお話。そして園舎代表からは「発達の4段階」についてお話させて頂きました。
モンテッソーリが考えた様々な理論。私たちが学んだことを少しでも共有し、この自然科学的教育法が人間の発達や傾向性からなるものである。
決して早期教育や英才教育ということでは無い、生活教育、平和教育であるということについて共に考えさせて頂く良い機会となりました。
講演会は園舎の保護者の方のみならず、全ての「子ども達の成長を真剣に考える皆様」へのお届けです。
是非、お申込みください!!
7月1日(土)モンテッソーリ教育講演会は以下より!!
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創造性
"子どもの創造性を育みたい"
"発想力が豊かで、オリジナリティを持った子どもになって欲しい"
という思いは子どもの幸せを願う中で、自然と生まれてくるものと思います。
そんな力を子どもが持つ為にはまず、
「人の真似をすること」がとても大切です。
画家を目指す美大生も、初めは必ず優れた古典的な名作の模写を課せられるといいます。
楽器を習うにも、先生と同じ弾き方を真似することからのスタートです。
どんな分野でも優れたものを見て、それを真似することから、創造性は始まります。
子どもたちも今、周りで話している言葉、描いている絵、作っている作品、文字の書き方、身体の動かし方、他者への接し方を
一生懸命に見て、真似て、実際に自分の技術になるように、と練習を繰り返して吸収しています。
子どものオリジナリティを求めて「また真似っこばかり…」と捉えず、どんどん真似をして先人の築いてきた技術を習得した上で、それぞれの創造性が築けるように、正しい手本を見せた上で、真似る機会をしっかりと準備していきたいな、と思います。
モンテッソーリ教育講演会のお申し込みは以下から!!
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