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コラム - 高津学院幼稚舎-大阪市天王寺区にある幼稚舎

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コラム

子ども達の願い

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年03月09日(木)

子どもたちは"ちょっとムズカシイ"が大好きです。

それはより良くなりたい、もっと出来るようになりたい、上手になりたいという人間が持つ特有の、生命エネルギーが子どもの内に溢れているからです。

しかし"難しすぎる"と子どもは手を出しません。自分でまだ早い、と分かっているからです。

だからこそ、私たちは毎日の活動の中に一人ひとりにとっての"ちょっとムズカシイ"を準備しています。
同じ活動でも年長さんと年中さん、年少さんではこだわるポイントが違います。
自分で挑戦することを選ぶ力があるからこそ、子どもたちはできることが日々増えていくのです。

今日もまた一歩、子どもたちが進む瞬間に立ち会えた事を心から嬉しく思っています。

 

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月曜日

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年02月27日(月)

月曜日は、子どもが身支度を済ませてからおしごとに向かうスピードが 特別に速い気がします。待ってました、と言わんばかりです。

休日の楽しかった出来事を聞かせてくれたかと思ったら、満足した様にそれぞれがやりたいことを自分で見つけて机に向かっています。
先週末の記憶がしっかり残っていて、迷わず続きを手に取る子もいます。

当園ではよくある光景ですが、自己選択が出来ることは当たり前ではありません。
自分で決める経験の積み重ねがあるからこそ、意志を持って選び、取り組み、集中することができるのです。

今週も子どもたちがやりたいことがしっかりとある環境を準備して、自己選択の繰り返しの中で自分をつくっていって欲しいと思います。

信じて待つこと

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年02月15日(水)

子どもには3つの成長があります。
からだ・ちしき・こころ の3つです。

ちいさな子どもは生まれてからというもの、顔つきはどんどん変わり、体もあっというまに大きくなっていきますよね。

ことばが話せるようになり、かずも数えられるようになり、色々なことをよく理解できるようになります。

「からだ」と「ちしき」の発達は目に見えやすく、おとなも意識的にその成長を見ようとします。

でも「こころ」の発達はなかなか目に見えません。
たくさん育っていても、ちょっとしか育っていなくても、周りからは気づきにくい部分です。

家を建てるときの土台、
草や木の根っこ、
どちらも目に見えないけれど、いちばん大事な部分。その他より何倍も時間をかけて丁寧につくられます。

「こころ」も同じです。
目に見えないからこそ、心が育つために必要な愛情をたくさん注ぎ、時間をかけて大切に大切に成長をお手伝いする必要があります。

大人に出来ることは、線引きをしっかり示した上で、子どもをしっかり受け止めること。そしてありったけの愛を伝え続け、子ども自身のペースで育っていくことを 信じて待つこと…。これに尽きるかもしれませんね。

大人と子ども

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年02月06日(月)

マリア・モンテッソーリは、子どもを正しく理解するためには「大人と子どもは違う」ことをまず認識することが大切であると考えました。

大人と子どもは身体の形やバランスをはじめ、行動の目的や価値観などにも大きな違いがあります。

例えば「歩く」ということでも、大人は目的地へ行くために歩きますが、子どもは「歩く」ことそのものを目的としています。目的地に着くことは目指していません。
大人はその違いを理解していないと、子どもに無理な要求を押し付けたり、育つ力を邪魔してしまったりします。

また、子どもは自分の言いたいことを充分に表現できません。だからこそ、大人は子どもの行動をじっくりと観察し、今その子に何が必要なのかを読み取り、援助する方法を探らなければなりません。

高津学院幼稚舎では、一人ひとりに注目し、今何が必要かを考えて、日々準備をしています。だからこそ、満足して終えた時の笑顔が輝きます。そんな豊かな心が育つ場所でありたいと、願っています。

ありのまま

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年02月02日(木)

6歳までの子どもたちが「あなたはあなたで良いんだよ」と、周りの大人から無条件にありのままを認めてもらう経験はとても大切です。

それは言葉で伝えることも大切ですが、子どもからの問い掛けに対する反応ひとつでも伝えられます。
今まさに「みて!」「じゃーん!」「できた!」「描けた!」と、なんでも共有してくれる時期の子どもたち。
その一言に対して過度な反応は必要ないけれど、「描けたね」「できたね」などの反応や、「嬉しいね」「ここの色づかいが好きだなぁ」と言葉で共感することで、子どもは受け入れてもらえた、と感じることができます。

この繰り返しによって、子どもの中に自分の存在がここにあって良いんだ!と確信していく力(自己肯定感)がつき、それはこの先ずーっとずっと続く人生を、自分で生きる力なのです。

来てくれる時はこちらのタイミングなんてお構いなし!の子どもたちですが...目を合わせて心を通わせられる時間は案外貴重かもしれないな、と子ども達の成長の速さを感じながら思った日でした。

おはなし会

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年01月27日(金)

今日は高津学院幼稚舎のお話会をしました。

いつもは子ども達の戸外遊びの時間に園舎にて行うのですが、本日は雨天の為、歩いてすぐの場所をお借りしての開催。

ますば園長より、年始のモンテッソーリ教育近畿支部総会で学んだ「モンテッソーリ教育と実行機能」の関係についてのお話をさせて頂いた後、保護者の皆様と共に考える子ども達の幸せ。


保護者の皆様の我が子への想い。

私達はそれを受け止め、真摯に心から「伝え」共に「考え」そして「楽しく」。

今後も気楽に、気軽に参加できるようなそんなお話会を続けて行ければと思っております。

 

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正直に

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年01月25日(水)

年長さんが折り紙の分厚い本の1ページが破れてしまった事を伝えに来てくれました。

見てみると他のページが破れてしまっていたので起こってしまった様子。よくある事です。

その年長さんには、来年度、小学校に入った時に同じようにノートを破ってしまうと、ノートは糸で繋がっているから他のページも今日のように破れてしまうから気をつけようね。という話をするまでに至りました。
(もちろん、その子はテープで本を修繕してくれていました。)

この年長さんには、きちんとお話をすれば大丈夫だという事が染みついているからこそすぐに相談しに来てたのだと思っています。
黙って本を閉じて直しても良かったのですから。

このような子ども達の心の成長がとても嬉しい、日常の一幕でした。

新年初登園

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年01月10日(火)

園舎に子ども達の声が戻ってきました。

早速、おしごとや製作にとりかかる子ども達。

久しぶりの教師との再会に年末やお正月の出来事に話を弾ませる姿。

園舎にご講演に来て頂いた岡山眞理子先生がいつも仰って下さる「子ども達がしあわせで、自然のままで過ごす事のできる場所」となり続けられるよう、環境を整え、子ども達の声に耳を傾け続けていきたいと思います。

ご挨拶

カテゴリ: ブログ 作成日:2023年01月01日(日)

新年あけましておめでとうございます。

 

高津学院幼稚舎は本年もモンテッソーリ教育本格実施園として邁進してまいります。

 

今年も変わらず、子どもたちはもちろん、保護者の皆様、職員の方々が笑顔になれるような園舎を目指します。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

元旦

大切なこと

カテゴリ: ブログ 作成日:2022年12月15日(木)

昨日、朝の会の際、ぐんぐんと上達していく製作と共に、折り紙やセロテープなどの資源の大切さについて子ども達に話をしました。

 

ある年中児さんが「紙は木からできてるから大切にしないといけないと思う。」

年長児さんが「限りがあるからねー。」と言ってくれました。

 

また朝は雨が降っていたのですが、昼からは快晴となり、「外が晴れて良かったね」という話をしていると、またある年中児さんが「朝の会の時にみんなでにじ(歌詞が雨あがりに虹がかかる内容の歌です)を唄ったから晴れたんだよ!きっと!」と、また他の子が「歌声がきれいだったからお日様に届いたんだね。」と言ってくれました。

 

子ども達との何気ない会話の中になんだかほっこりする、心が洗われるようなやりとりの瞬間でした。

 

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