モンテッソーリのおしごと紹介します!②
今回は、日常生活の分類の基礎となる「切る」おしごと。
本物のはさみで紙の線上を切っていきます。
このおしごとで、はさみの持ち方・仕組み・使い方を知ります。
はじめは直線を切り、段々と曲線を切るようになります。
目と手を使って、腕の動きを調整する練習を繰り返す中で、それぞれの動きの協応性を捉えることができるようになります。
細かい腕と手の動きで、運動機能の調整から他分野への準備と自律を整えていきます。
「幼児にはさみは...。」と思われる保護者の方もいるかも知れません。
しかし、子どもたちは使い方や仕組み。ルールをきちんと理解することで大人より安全を守ることができます。
これは、私が小学校教員の経験からも断言できると思います。
またこのような用具を巧く使いこなすことができるようになると、子どもたちも自信をもって自分だけの創造的な思い通りの作品に取り組むことができます。
私のお勧めは腕時計です。型通りにはさみを使って、切り、思い思いの色を塗って腕につけるのです。
大人のつける腕時計は子どもたちの憧れです。
たとえ紙であっても自分のオリジナル腕時計をつけて過ごすなんて、とても素敵なことではありませんか?
モンテッソーリのおしごと紹介します!
この場を借りて少しずつモンテッソーリのおしごとを紹介していきたいと思います。
水注ぎ。(色つきの水になることもあります。)これは、水差しに汲んだお水を、形の異なるコップの赤い線まで注ぐおしごとになります。
線を見て、ここまで入れよう!と意識して、どのくらい傾けたらこぼれないで注げるかなと調整しながらお水を注ぎます。
何度も試して探索できる思考力、自分でお茶や牛乳を注ぐことができるようになり、自立への第1歩となります。
ご見学・体験レッスン
本日は、午前中にお2組のご見学、午後にはお1組ご姉妹でのアフタースクール体験にお越しいただきました。
お子さまはそれぞれに教具に触れ、保護者の皆様には園の雰囲気や特徴を感じ取っていただく機会となりました。
これまで多くの皆様に体験レッスンを受けて頂き感じたことは、当たり前のことではありますが、幼児期から子どもたち1人ひとりにしっかりとした個性があるということです。
初めは場や先生に慣れず少し緊張してもじもじしているけれど、教具に触れていくことで少しずつ園の雰囲気に慣れていく。
一方、初めからどんどん、教具に触りに行き、園の様々な場所に興味を持って活動する。
みなさんやはり共通点は、教具に夢中になれる瞬間があるということ。
そしてお母さんがわが子の就学時前の幼児教育について真剣に考えられ、向き合われていること。毎回お母さま方に私自身が勉強させて頂いております。
そして最後には保護者の皆様、子どもたちに笑顔で帰ってもらうことが我々の最高の喜びになっております。
今週の無料体験レッスンの空き状況は、6月10日(月)現在で、
6月11日(火) 午前× 午後×
6月12日(水) 午前〇 午後×
6月13日(木) 午前× 午後〇
6月14日(金) 午前〇 午後〇
となっております。
体験レッスンはモンテッソーリ教育を体感して頂ける絶好の機会となります。是非、お気軽に園にお問い合わせくださいませ。
アフタースクールの開校にあたって
弊園6月よりアフタースクールの開校を決定いたしました。
これには、2つの理由があります。
1つ目は、今後、本学院を卒園していった児童たちに帰ってくる場所を提供したいと、園を設立する際に考えていたからです。小学校に入ると子どもたちの環境大きくは変わります。様々な新しい出会い、新しい生活、 子どもたちは少なからず環境の変化に戸惑うこともあるでしょう。本学院としては卒園後に通っていた園に帰ってくることができる。モンテッソーリ教育や先生に会って小学校での学習との繋がりをさらに高めていってもらい、どこかほっとするような気持ちになって子どもたちの小学校生活を陰ながら応援したという願いがありました。気軽に第1の学校の故郷のような感覚で戻ってきてほしいという想いがありました。
2つ目はこの天王寺区の地域にもっと多くの子どもたちに、少しでもモンテッソーリ教育に触れてもらいたい ということです。子どもたちの様々な発達段階に即した、子どもたちが触りたくて仕方がなくなるような、美しいモンテッソーリ教具を園では揃えています。教具は国際モンテッソーリ連盟公認のものからなります。安心した環境の中で実際に教具やお仕事に触れて時を忘れるような没入経験をしてもらいたいということです。
この2つの願いからアフタースクールの開校を早めることを決定いたしました。
幼稚園や小学校の放課後、また午後のゆっくりとした時間に、子どもたちにとって素敵な時間を提供していき
たいと、環境を常に整えてまいります。
どうか、この機会に園の特徴に触れて頂けると幸いでございます。
マザーズコーチングスクール無料体験講座を開催いたしました。
6月1日(土)、弊園にてマザーズコーチングスクールを開催いたしました。
小さなお子さまをお育て中のお母さまをはじめとする、多くの皆様にご参加いただきました。
コーチングによって親子のコミュニケーション力高めるためのヒントをご参加される皆さん共に考えていく、とても良い学びとなりました。参加された方々の中にはモンテッソーリ教育にご興味を持たれる保護者の方もおられ園の特徴を知って頂く良い機会となりました。
ご参加いただいた皆様、マザーズコーチング講師の小林様そしてスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
園ではこのような有意義なイベントを今後も開催させていただきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
高津学院幼稚舎アフタースクール開校!!
無料体験レッスン
本日も無料体験レッスンにお越しいただきありがとうございました。
お母さまがモンテッソーリ教育にご興味を持っておられ、普段から子どもの自立性を大切にされた教育を実践されており、私も大変勉強になりました。
弊園では、引き続き体験レッスンを実施しております。是非、今後ともお気軽にお問合せ下さいませ。
今週土曜日は弊園プレゼント企画「マザーズコーチングスクール」の無料体験講座も予定しております。
是非、こちらも合わせてご参加ください。
また、間もなく高津学院幼稚舎、6月からの新しい取り組みもご発表させていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
感謝
園舎代表の私は一昨年まで小学校の教員をしておりました。
教員を辞する際、私の気持ちは正直晴れ晴れとしたものではなかったことをはっきりと覚えています。
この先の不安。教員という安定的な仕事を辞めてしまうことへの恐怖。たくさんの思いが胸を去来しておりま
した。
それでも、勇気を出して新たな一歩を踏み出すことの人生を選択しました。
その後、様々な方々に会い、たくさんのお話をする中で教育者としてのすべきことが更に決意できたように思
います。
いま、この大阪上本町に多くの皆様のご協力のお陰で開園できた高津学院幼稚舎を誇りに思っております。
まだまだ、旅は始まったばかり。本当に自分にできるのか、それでも、家族や勤勉で有能なスタッフに支えら
れています。
子どもたちがこの高津学院幼稚舎で、ものごとに没頭することの意義、勇気、そして目的意識を獲得してほしいと切に願います。整えられた環境の中で、仲間と共に人生の土台を作る上での大切な時期を有意義に過ごすことのできる空間。
その準備はできております。
たくさんの支えの中で生かされている感謝を私自身も忘れず研鑽を続けてまいりたいと思っております。
マザーズコーチング無料体験講座
6月1日(土)10:00より高津学院幼稚舎から地域の皆様へプレゼント企画!!マザーズコーチング無料体験講座を開催いたします。
講師はマザーズコーチングスクール認定講師大阪エリアリーダーの小林由佳様、高橋さおり様をお迎えいたします。日頃の子育てに対してお母さんの心が元気でいてほしい!弊園も安心してお子さまを預けて頂きたいと日々願っております。
当日は園の雰囲気やモンテッソーリ教具に実際に触れることもできます。
もちろん無料でお子様同伴大歓迎ですのでふるってご参加ください。園のお問合せフォームやお電話でも受付可能です。合わせて高津学院幼稚舎無料体験レッスン、園児募集も随時行っておりますので是非よろしくお願いいたします。
プロフェッショナル
小学校教員時代、新任のころには毎日懸命に子どもたちと接し、私のつたない授業や学級経営にも、いつも子
どもたち助けられていたんだということは今になって痛感します。
思えば子どもたちは純粋な心で「知りたい、わかりたい、できるようになりたい」誰もが思っているのだと考えます。ですから、その思いに対して経験が少し不足してようが、教師が「知らせてあげたい、わからせた
い、できるようにさせてあげたい」の願いや思いが強くあれば、教師と子どもの思いがぶつかり合い火花のように散り、花火のような授業が展開され、少々のミスは子どもたちによって救われていたのだと思います。
一方、何十年と教師生活を送られておりベテランと呼ばれる先生でも学級崩壊を迎えるクラスにも残念ながら
遭遇しました。逆に新任の先生でも様々な困難を乗り越えながら、クラスをまとめられる先生もいました。
その理由を考えるとき、やはり根本的には「授業」にあると考えます。子どもたちは基本的に一緒に遊んでく
れる先生が大好きで、年の近い、若い先生も大好きです。ですが、決して年配の先生が嫌いというわけではあ
りません。全く子どもたちと遊ばない先生であっても完璧にクラスをまとめられる先生もおられました。その先生方の共通点は「授業」にありました。形こそ少し違うのですが、専科のプロフェッショナルの先生方です。
理科のN先生。私が新任の5,6年担任の頃、この先生に専科として理科の授業を受け持って頂いていました。
京都大学出身のこの先生は一見博士のような外見、しかし怒ると若かった私の声よりも大きな声で子どもたち
を叱ります。(高学年の理科の授業は危険の伴う実験もある為)しかし、子どもたちからこの先生の悪い噂を聞いたことはありません。逆に理科の授業が好きな子どもたちがたくさんいました。
N先生は信念をもって「仮説実験授業」という理科の授業法を実践されていたのです。このN先生は「ことば」や「文章」についても非常に大切にされており、私も多くの場面でご指導していただきました。(注意されたこともたくさんあります。)ご在職中もご退職させた後にも、指導案という教師が書く授業の流れ示したものを添削していただきました。(いつもはじめは先生の赤ペンでまっ赤でした)今もなお、お手紙等でやり取りをさせて頂いております。
次に3年生担任の時に音楽の授業を担当してくださったS先生。
小学3年生はリーコーダーとの出会い。
子どもたちははじめ、とても意欲的にリコーダーを吹けるようになりたいと願っています。しかし、音楽の授業には落とし穴が存在します。それは全体で演奏したり合奏したりするときにできてる子や、大きな声の子どもたちに隠れて、できていない子を把握することが難しくなるのです。しかし、このS先生は違います。授業中、1人1人のリコーダーの音色を毎時間確認していくのです。しかも他の子どもたちは待たせます。
これは普段からクラスの子どもたちと接する担任でも至難の業です。S先生の指導ははっきりしていました。
「皆さんが少しでも大きな音を立てると友だちのリコーダーの音が聞こえなくなってしまいます。」子どもたちは基本的にクラスメイトのことを大切に思っています。そして、実際自分が上手になっていくことが実感できる授業なので子どもたちはリコーダーの演奏が上手に吹けるようになっていき、「音楽」の授業が「好き」になります。
このサイクルが出来上がると授業はしっかりと進んでいきます。
この2人のベテランの先生方が子どもたちと外で走り回っている所を見たことはありません。
お二方は長い教師経験の中で私たちの何十倍も経験されたくさんの省察されて来たのだということが、授業の中で分かります。
S先生のリコーダーの授業を真似て、1度同じような指導を試みたことがあります。全く自分に真似でき
るものではありませんでした。
まだまだ、研鑽が必要だと感じました。
私は幸運にもこの先生方に授業をみせて頂くだけでなく、たくさん自分の授業をみていただきアドバイスも頂
戴しました。S先生には3年生の学年のはじめ、私の日常生活の指導に「先生、細かすぎるんと違う?子ども
たちあまりわかっていないかもよ。」と意見を頂きました。
しかし1年後、担任生活で授業も含めた多くの場面をご覧いただく中で、
「先生が学年のはじめにあれだけ細かくしてた意味が分かったわ。あれが今になって生きて来てるんですね。」
あの言葉は忘れることはできません。
教師としてのパーソナリティという側面で勝負できる場面は限られています。教師が「授業」をデザインするプロフェッショナルとしての自覚、そして、実践。このことが子どもたちにの成長に大きく関わるのだと考えています。
この先生方にお会いでき、ご指導いただけたことは私の教員人生の根幹であり、宝物となっております。
その他の記事...