モンテッソーリのおしごと紹介します!③
カテゴリ: モンテッソーリ教育関係
作成日:2019年06月14日(金)
今回は様々な創作活動の中で大切な技能となる「貼る」おしごとを紹介します。
①写真手前:シールを貼るおしごとと、②写真奥:のりを塗って貼るおしごと。
①シールをはがして、シールが折れることなく貼れるように持ち方を工夫します。
②筆を使ってのりを塗ります。台紙に描かれた形に、貼るものの向きを合わせます。
筆を使うことによって、親指、人差し指、中指の3本の指の感覚の練習になります。この3本の指は書くための準備や、お箸を持つための準備に繋がります。
また、視覚で様々な形を捉えることで感覚教育の準備活動にも繋がります。
子どもたちはシールを貼るのが大好きです。冷蔵庫や壁にシールを貼るのは子どもの自然の法則によるものです。
ですので、このような台紙を用意したり、用具を準備してあげたりすることで思い存分にシール貼りを行うことができます。
更に、小学校の図画工作の授業では、立体制作の分野でのりを使う場面がたくさんあります。このように幼児期にのりの種類や分量を調整して接着する作業を行う経験をしていくことは、小学校教育の準備にも確実に繋がっていきます。