モンテッソーリのおしごと紹介します!②
カテゴリ: モンテッソーリ教育関係
作成日:2019年06月12日(水)
今回は、日常生活の分類の基礎となる「切る」おしごと。
本物のはさみで紙の線上を切っていきます。
このおしごとで、はさみの持ち方・仕組み・使い方を知ります。
はじめは直線を切り、段々と曲線を切るようになります。
目と手を使って、腕の動きを調整する練習を繰り返す中で、それぞれの動きの協応性を捉えることができるようになります。
細かい腕と手の動きで、運動機能の調整から他分野への準備と自律を整えていきます。
「幼児にはさみは...。」と思われる保護者の方もいるかも知れません。
しかし、子どもたちは使い方や仕組み。ルールをきちんと理解することで大人より安全を守ることができます。
これは、私が小学校教員の経験からも断言できると思います。
またこのような用具を巧く使いこなすことができるようになると、子どもたちも自信をもって自分だけの創造的な思い通りの作品に取り組むことができます。
私のお勧めは腕時計です。型通りにはさみを使って、切り、思い思いの色を塗って腕につけるのです。
大人のつける腕時計は子どもたちの憧れです。
たとえ紙であっても自分のオリジナル腕時計をつけて過ごすなんて、とても素敵なことではありませんか?