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コラム - 高津学院幼稚舎-大阪市天王寺区にある幼稚舎

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〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町9-18
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コラム

プロフェッショナル

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年05月07日(火)

小学校教員時代、新任のころには毎日懸命に子どもたちと接し、私のつたない授業や学級経営にも、いつも子

どもたち助けられていたんだということは今になって痛感します。

 

思えば子どもたちは純粋な心で「知りたい、わかりたい、できるようになりたい」誰もが思っているのだと考えます。ですから、その思いに対して経験が少し不足してようが、教師が「知らせてあげたい、わからせた

 い、できるようにさせてあげたい」の願いや思いが強くあれば、教師と子どもの思いがぶつかり合い火花のように散り、花火のような授業が展開され、少々のミスは子どもたちによって救われていたのだと思います。

 

一方、何十年と教師生活を送られておりベテランと呼ばれる先生でも学級崩壊を迎えるクラスにも残念ながら

遭遇しました。逆に新任の先生でも様々な困難を乗り越えながら、クラスをまとめられる先生もいました。

その理由を考えるとき、やはり根本的には「授業」にあると考えます。子どもたちは基本的に一緒に遊んでく

れる先生が大好きで、年の近い、若い先生も大好きです。ですが、決して年配の先生が嫌いというわけではあ

りません。全く子どもたちと遊ばない先生であっても完璧にクラスをまとめられる先生もおられました。その先生方の共通点は「授業」にありました。形こそ少し違うのですが、専科のプロフェッショナルの先生方です。

 

 

理科のN先生。私が新任の5,6年担任の頃、この先生に専科として理科の授業を受け持って頂いていました。

 

京都大学出身のこの先生は一見博士のような外見、しかし怒ると若かった私の声よりも大きな声で子どもたち

を叱ります。(高学年の理科の授業は危険の伴う実験もある為)しかし、子どもたちからこの先生の悪い噂を聞いたことはありません。逆に理科の授業が好きな子どもたちがたくさんいました。

 

N先生は信念をもって「仮説実験授業」という理科の授業法を実践されていたのです。このN先生は「ことば」や「文章」についても非常に大切にされており、私も多くの場面でご指導していただきました。(注意されたこともたくさんあります。)ご在職中もご退職させた後にも、指導案という教師が書く授業の流れ示したものを添削していただきました。(いつもはじめは先生の赤ペンでまっ赤でした)今もなお、お手紙等でやり取りをさせて頂いております。

 

 

次に3年生担任の時に音楽の授業を担当してくださったS先生。

 

小学3年生はリーコーダーとの出会い。

 

子どもたちははじめ、とても意欲的にリコーダーを吹けるようになりたいと願っています。しかし、音楽の授業には落とし穴が存在します。それは全体で演奏したり合奏したりするときにできてる子や、大きな声の子どもたちに隠れて、できていない子を把握することが難しくなるのです。しかし、このS先生は違います。授業中、1人1人のリコーダーの音色を毎時間確認していくのです。しかも他の子どもたちは待たせます。

 

これは普段からクラスの子どもたちと接する担任でも至難の業です。S先生の指導ははっきりしていました。

 

「皆さんが少しでも大きな音を立てると友だちのリコーダーの音が聞こえなくなってしまいます。」子どもたちは基本的にクラスメイトのことを大切に思っています。そして、実際自分が上手になっていくことが実感できる授業なので子どもたちはリコーダーの演奏が上手に吹けるようになっていき、「音楽」の授業が「好き」になります。

 

このサイクルが出来上がると授業はしっかりと進んでいきます。

 

この2人のベテランの先生方が子どもたちと外で走り回っている所を見たことはありません。

 

お二方は長い教師経験の中で私たちの何十倍も経験されたくさんの省察されて来たのだということが、授業の中で分かります。

 

S先生のリコーダーの授業を真似て、1度同じような指導を試みたことがあります。全く自分に真似でき

るものではありませんでした。

 

まだまだ、研鑽が必要だと感じました。

 

私は幸運にもこの先生方に授業をみせて頂くだけでなく、たくさん自分の授業をみていただきアドバイスも頂

戴しました。S先生には3年生の学年のはじめ、私の日常生活の指導に「先生、細かすぎるんと違う?子ども

たちあまりわかっていないかもよ。」と意見を頂きました。

 

しかし1年後、担任生活で授業も含めた多くの場面をご覧いただく中で、

 

「先生が学年のはじめにあれだけ細かくしてた意味が分かったわ。あれが今になって生きて来てるんですね。」

 

あの言葉は忘れることはできません。

 

教師としてのパーソナリティという側面で勝負できる場面は限られています。教師が「授業」をデザインするプロフェッショナルとしての自覚、そして、実践。このことが子どもたちにの成長に大きく関わるのだと考えています。

 

この先生方にお会いでき、ご指導いただけたことは私の教員人生の根幹であり、宝物となっております。

5月ゴールデンウイーク中の扱いについて

カテゴリ: お知らせ 作成日:2019年04月26日(金)

5月のGW中は、弊園は休園となります。

尚、HPからのお問い合わせや体験レッスン等のメールでのお申込みにつきましてはGW中も24時間受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

皆様、どうぞ素敵なGWと新元号をお迎えください。

「令和」元年もよろしくお願い申し上げます。

モンテッソーリ教育体験 in 親子カフェ

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月23日(火)

今日は親子カフェ「LaughroughLaugh」様にて、簡単なモンテッソーリ体験会を開催させて頂きました。

 

0歳児さんから3歳児さんまで、お家でもできる秘密袋から、今後の教具を用いた活動(モンテッソーリお仕事)を行う上で大切な動きとなる、貼る、通す、切る、折るなどの様々なモンテッソーリ教育の入り口に触れて頂きました。

 

私たちの稚拙な説明にも関わらず保護者の皆様には熱心にお聞きくださり、共に取り組んで頂き誠にありがとうございました!

 

また、この様な機会を与えてくださった、親子カフェ「Laugh Rough Laugh」様にも御礼申し上げます。

 

園ではこの他にも様々なモンテッソーリ教具を体験して頂けます。

 

是非、無料体験レッスンにお越しくださいませ。

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春の遠足

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月22日(月)

本日は、上汐公園へ春の遠足に行ってきました。

 

園から子どもたちの足で往復40分の道のりもしっかりとした足どりで、歩ききりました。

 

公園では、ほかの園のお友だちもたくさん遊びに来ており、春の暖かい日差しの中思い切り遊びました。

 

昼食は月曜日献立、カフェ「カールトンティーハウス」のローストビーフサンドを気持ちい風の中みんなで頬張りました。

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日常生活の練習

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年04月18日(木)

 

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2歳児が水のあけ移しの練習を行っています。

 

子どものサイズに合ったほんもののグラスとピッチャー。グラスに赤の線が引かれており、ピッチャーからその線まで水を注ぐ練習を行います。

 

初めのころ昼食時に自分の麦茶をグラスに多く注ぎすぎてしまい、こぼしてしまうこともあったのですが、今は適度に注ぐことができるようになり、自分の飲みたいときに自分でお茶を汲んで飲んでいます。

(手作りの腕時計に少し貫録をも感じさせてくれています。)

 

そんな小さな一つ一つの子ども達の成長を見届けられることが我々教師の喜びとなります。

 

モンテッソーリお仕事(机あらい)

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年04月17日(水)

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まずは先生がお手本。

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先生、自分でするの見ててね。

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自分ひとりでやってみる!できた!!

これがお仕事の基本の流れになります。子どもたちは自分でできることをどんどん獲得していきます。

 

ありがとう。

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月12日(金)

昨日は、職員室にいると、ノックの音がして2歳児の園児が、

 

「園長先生、おしぼりどうぞ。」

 

と自分で絞ったおしぼりを持って来てくれました。今まで使ったおしぼりの中でどんなものよりも拭きやすく、いい匂いがしました。

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無料体験レッスン

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月09日(火)

無料体験レッスンでは、簡単なモンテッソーリのお仕事から、ベネッセのBE studioの英語体験レッスン、絵本の読み聞かせ等、また、ご希望の方には園採用昼食、玄米&野菜食堂玄味庵の昼食もお召し上がりいただけます。

 

是非、お気軽にお問い合わせください。

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感謝

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月08日(月)

開園にあたり、たくさんの方々よりお祝いのお花や激励の言葉を頂戴いたしました。

このご恩に報いるためにもスタッフ一同、精一杯子どもたちのために取り組んでまいりたいと思います。誠にありがとうございました。

 

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新たなスタート

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年04月01日(月)

4月1日 新年度がスタートします。

 

新入生、新社会人の皆様、新たな旅たちをお祝い申し上げます。

 

誰にでも初めてはあるということ。

 

私たち高津学院幼稚舎も本日より本格的に開園のスタートを切ります。

 

今年度中に、新規入園される皆様は高津学院幼稚舎の第1期生となります。

 

我々スタッフ一同、教育・保育のプロフェッショナルとしてしっかりとサポートさせていただきます。

 

今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

高津学院幼稚舎 園舎代表 板倉健介

 

 

随時、無料体験レッスンを行っております

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