モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~⑥
カテゴリ: モンテッソーリ教育関係
作成日:2019年07月30日(火)
今回は「雑音筒」になります。
異なる大きさの粒が入った筒を手で握って振り、音を聞き分けてペアを作るおしごとです
。
わずかな音の違いを聞き分けることにより鼓膜と脳のつながりを発達させます。
この後の活動と合わせて、雑音(心地よくない音)と楽音(心地よい音)の違いが判るようになります。
低い・太い・大きな音と、高い・細い・小さな音の違いが、筒を握る掌からも感覚的に捉えられます。
筒をリズムを一定にして振り、音楽的感覚の発達が期待できます。
よく、幼少期からこのような音の違いを聴き分けていくことにより、小学校での音楽科では、歌唱はもちろん、リコーダーの演奏、鑑賞に至るまで幅広く学ぶことに有効となります。
音の違いが判り、音楽を文字通り楽しんで、好きになっていってもらいたいと願います。