モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~⑤
カテゴリ: モンテッソーリ教育関係
作成日:2019年07月29日(月)
今回は「色板」になります。
同じ色の板を組み合わせたり、色の濃淡に沿って板を順に並べたりするおしごとです。
色とその名前が、子どもの中で感覚的に一致していきます。
3原色からはじまり、その間の色、さらにその中での濃淡を探索します。
色板のきれいな色が魅力となって子どもの興味をひきつけます。
このおしごとで、色の識別能力はあがり、色の世界に対する視野の幅・深さが広がります。
また、様々な色の名前を把握していくことで、語彙の拡充が期待できます。
小学校の図画工作科の授業で色について深く学ぶことは多くありません。先生の技能や裁量にかなり左右されることもあります。
モンテッソーリ教育で、幼児期の早い段階から色の種類や濃淡を理解していくことは今後にとっても大切になってくると考えます。