モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~②
カテゴリ: モンテッソーリ教育関係
作成日:2019年07月24日(水)
今回は「赤い棒」の教具です。
長さが10段階に異なる棒を、漸次性に沿って並べるおしごとになります。
比べて体感することで「ながい」「みじかい」の言葉を正しく捉えます。
長いものを運ぶ時の、正しい持ち方を理解します。
端をそろえることで、違いが分かりやすくなることを発見します。
「ながい」「みじかい」のどの形容詞をを知り、正しく話すことに繋がります。
十進法の要素の中から数学的頭脳を育てるスタートになります。
実際の長さの違いを「いくつぶん」というように具体的に視覚と触覚で理解することは、幼児期においてとても重要になります。
具体から抽象という流れは今後のモンテッソーリ教育の考え方にもたくさん出てくることの1つになります。