保護者の方々
当園の保護者の方々とお話をしていると、皆様の子どもに対する深い愛情に敬意を表し、尊敬することしかありません。
有名私学幼稚園でもなく、使い勝手の良い送迎や、耳障りの良い習い事はなく、花火のような大きな園行事もない当園に対して協力を惜しまれません。
また、率直に意見を伝えて頂き、本当の意味で子ども達の成長を共に見させて頂けることは何より有難いことです。
あるお母さんは、家での我が子の様子が心配なようで、自分がもっとしないといけないのではないか。何か悪いのではないかと落ち込むときもあるようです。
子ども達はその愛情だけで充分のなのだと本当に思います。
私たちもその想いに応えられるよう、常に勤勉で内省的であり、プロフェッショナルな意識を持って取り組もうと日々、全力です。
これだけは断言できます。
「モンスターペアレントなんていない。」
教員時代も、今も、一貫して言い続けています。私はそのような保護者の方に出会ったことはありません。その言葉を創った人は恐らく教職員か教職関係の学者なのだと推察します。あまりに失礼なこの言葉に、私は言い続けます。今後も出会うことはないと思っております。
こちらが真剣に向き合い、心からの言葉で応対すれば決してそんな言葉は出ないと思うのです。そこにはやはり教師の力量の問題が隠れているのだと考えます。
これからも、子ども達の成長を共に見守れる協力者としての立場で、その過程で共に悩み、共に喜びあえるような存在であり続けたいと思っております。