「待てる」ということ
カテゴリ: ブログ
作成日:2020年06月01日(月)
3歳児への絵本の読み聞かせの途中、どうしても行かなくてはならない用事ができたようで、教師が席をたちました。
少し心配になりその様子を見ていたのですが、初めは黙って待っていたようでしたが、少しずつ「まだかな。」
「○○先生もう来るかな。」から「この絵本○○だよね。」とひそひそと話しながら、教師が戻るまで子ども達はじっと待っていました。
私の感覚では少し長いように感じたのですが、教師が「ごめんね。お待たせ。」と言って戻ると何事もなかったかのように読み聞かせが再開されました。
子ども達は普段、1つしかない教具の環境に慣れています。
また、待っていれば必ず順番が回ってくるということも同時に覚えていきます。
時に、我々の方が慌ただしく過ごしておることもあり、慌てることのない子ども達から学ぶこともあります。
「待つこと」の大切さを園児たちとこれからも共有していこうと思います。