子どもの表情
カテゴリ: ブログ
作成日:2019年10月29日(火)
3歳児の男の子が少し日にちを空けての登園の日でした。
園舎に入ると早速おしごとに取り掛かり、様々なおしごとに夢中になりました。
まさに、「僕は今日これをしに来たんだ。」「これをするためにここに来たんた。」と言わんばかりの集中。
着衣枠や切り花、少し教師に援助をもらいながら自分で切った花を好きな場所に飾り、次はお掃除の練習。そして「貼る」おしごと等。
「日常生活の練習」の分野の様々な手を使うおしごとに取り組み集中した時の顔つき、そして満たされた時の笑顔。
これまで、教師生活で延べ何百人、何千人の子どもたちの表情を見てきましたが、本当に子どもたちの心情は表情によく表れます。
あっという間にお迎えの時間。まだ、もう少しおしごとをしたそうな顔。それでも、「大丈夫、また来れるよ。」とのお母さんの声で安心したのか笑顔で「さようなら!」と園を後にしました。
このように子どもたちが苦しむことなく、自己選択をし、常に主体的に活動することで得られる表情・笑顔を見ることが我々教師冥利に尽きる瞬間です。