敏感期
カテゴリ: ブログ
作成日:2023年10月19日(木)
0〜6歳までの子どもたちには"敏感期"という特有の時期があります。
運動の敏感期、感覚の敏感期、言語の敏感期、数の敏感期、秩序の敏感期、小さいものへの敏感期などです。
それぞれの敏感期が、それぞれの子どもに、それぞれのタイミングでやってきて、成長をググッと後押ししてくれます。
例えば"小さいものへの敏感期(大体1〜3歳)"には、小さいものに対する興味が強くなります。とにかく小さい虫や石やゴミを見つけては摘み、あったよー!と持ってきてくれます。
これによって観察力や指先の器用さの発達が促されます。
他にも"秩序の敏感期"には、順番にこだわりを持ったり、着ていく服や靴にこだわりを見せたりします。同じ場所、同じもの、同じ人でないと泣いたり怒ったりすることも多いでしょう。
これは子どもたちが、世の中に対する安心感を育んでいる真っ最中の証です。
毎日ちがう時間に、ちがう場所に行って、ちがう事をするなんて想像すると、大人でも疲れますよね。
特にこの時期は"当たり前"を数少ない経験値から見出している真っ最中でもあります。
敏感期を知って、「いつも同じ」ということが子ども達にとってどれほど大切かを分かってあげられると、子どものこだわりをただワガママと捉えずに理解してあげやすいかもしれませんね。