公園での出来事
カテゴリ: ブログ
作成日:2021年02月24日(水)
今日、戸外遊びの公園で年少児が、「園長先生、松ぼっくりってどこに落ちてるん?」と聞いてきました。
私は、少し遠くの松の木を指差し、「あそこの松の木の下には落ちてるかもしれないね。」と答えました。
その子は嬉しそうに、その松の木に向かい私も追いかけ、松の木を見上げて、
「ほら、見てごらん、木の上に松ぼっくりがついてるでしょ。あれが落ちてくるんだよ。」
と伝え、その場は少し坂になっていたので、男の子が「坂になってるから、下に転がってるかも知れない。」と付近を探し始めました。
その後は私も児童看護があるのでその場を離れましたが、その後彼は4つ松ぼっくりを見つけ、2人の友だちに1つずつ、お母さんと自分に1つずつ持って帰ったのでした。
公園の松の木の松ぼっくりもかなり落ち切った後の様子でしたが、その子が遠くから私が指さした松の木を知っていたこと、松ぼっくりを知らぬ間にたくさん見つけていたこと、それを友だちにあげ、お土産も持っていたことに、1年以上経つ成長に日々に驚かされると共に、子どもの観察力の高さに感心させられた出来事でした。