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コラム - 高津学院幼稚舎-大阪市天王寺区にある幼稚舎

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コラム

モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~③

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月25日(木)

今回は「桃色の塔」(ピンクタワー)になります。

 

大きさの異なる立方体を、大きいものから漸次性に沿って積むおしごとです。

 

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こちらも子どもたちの「さわってみたい。」という興味を惹きつける魅力的な教具です。

 

「おおきい」「ちいさい」も言葉の意味を正しく捉えていきます。

 

つまむ動きで微細運動の発達を促します。

 

10個積みあがった時の達成感が、子どもの喜びや満足感を生み出します。

 

知的面、運動面での言語発達や数学的頭脳・秩序・手先の洗練にも繋がります。

 

大きさの違いを具体的に理解していくことで小学校にでの立方体の体積を求めるときの理解に役立ってくるものと考えます。

モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~②

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月24日(水)

今回は「赤い棒」の教具です。

 

長さが10段階に異なる棒を、漸次性に沿って並べるおしごとになります。

 

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比べて体感することで「ながい」「みじかい」の言葉を正しく捉えます。

 

長いものを運ぶ時の、正しい持ち方を理解します。

 

端をそろえることで、違いが分かりやすくなることを発見します。

 

「ながい」「みじかい」のどの形容詞をを知り、正しく話すことに繋がります。

 

十進法の要素の中から数学的頭脳を育てるスタートになります。

 

実際の長さの違いを「いくつぶん」というように具体的に視覚と触覚で理解することは、幼児期においてとても重要になります。

 

具体から抽象という流れは今後のモンテッソーリ教育の考え方にもたくさん出てくることの1つになります。

 

モンテッソーリのおしごと紹介します~感覚教育編~①

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月23日(火)

日常生活の練習編に引き続き、感覚教育編に移っていきます。

 

今回は「はめ込み円柱」。体験レッスン等でも子どもたちが必ずと言っていいほど真っ先に興味を持つおしごとの1つ。

 

土台の大きさを見て、サイズの合う円柱を差し込むおしごとです。

 

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「つまむ」という動きの獲得により、指先の感覚を洗練します。

 

パズル的要素もあり、子どもの探求心を満たします。

 

それぞれの円柱における大きさや高さについての、一次元、二次元、三次元の変化を感覚的に体験します。

(例えば、高さは同じだけど、円の大きさが違う、円の大きさは同じだけれど、高さだけが違うという具合)

 

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これら、円柱のつまみを三本指で持つことにより書くための準備にも繋がります。

 

さらには、数学的頭脳、立体空間把握能力を養っていきます。

 

このように自然な流れの中で指先を洗練させていったり、立体の空間を把握できたりする能力を幼児期から培うことはとても意味と意義のあることだと考えております。

 

この土日に、とある子どもの発達に関する研修で臨界期の講義を受けたとき、幼児期に一定の期間を過ぎると習得することが困難になる技能が多くあるということがでてきました。(例えば、英語のrとl、eとoとaの発音)

 

モンテッソーリ教育は、「敏感期」(幼児期におけるある特定の事柄に対して強い強い感受性が表れる時期)という言葉を用いて幼児期の発達を説明しました。

 

幼児期において様々な環境の出会わせ方やこのような科学的根拠に基づいた教具に出会うということが、どれだけ今後の子どもたちの人生に良い影響をもたらしていくことがあるのか、今後の興味深いテーマの一つとなっています。

1日体験レッスン

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年07月19日(金)

1日体験レッスン。

 

今日は昼食も含めた1日体験レッスンがありました。

 

朝からモンテッソーリのおしごとから戸外遊び、昼食、英語体験、そしておしごと、とたっぷりの時間を園舎で過ごしてくれました。


はじめてのモンテッソーリ教具との出会いに目を輝かせてくれる子どもの笑顔が見られると、体験してもらえて本当に良かったと思います。

 

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モンテッソーリのおしごと紹介します⑮

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月18日(木)

モンテッソーリ教育のおしごと「日常生活の練習」の分野も終盤に入ってきました。

 

今回は「着衣枠」のおしごと。

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それぞれの着衣枠の要素を練習するおしごとになります。

 

あらゆる種類の布のとじ方を取り出した着衣枠。

 

蝶々結び(花結びや蝶結び)、ボタンやジッパー、安全ピンに至るまで(他にもあります)子どもたちが初めて出会う「留める」という作業を何度も練習することができます。

 

これを繰り返すことで、自分で衣服の着脱ができ、自立・自信を持つことに繋がります。小学校の低学年では体操服に着替えるときに自分の服の着脱が上手くできずに困っている児童がいると言います。

 

また、マジックテープの運動靴しか履いたことがない児童もおり、蝶結びができない児童にもたくさん出会いました。

 

手先の洗練により、「日常生活の練習」以降の活動にも繋がります。

 

先日、モンテッソーリ教師である保育士との話の中で、モンテッソーリ教育の中の「日常生活の練習」の本日も紹介したような、様々な手先の技能の習得や、それぞれのやり方を「正しい方法」しか「知らない」ということが、とても子どもたちにとっては幸せなことなのだと気づきました。

 

皆さんも蝶結びの正しい方法はご存知でしたか。私は間違えて覚えていました。

 

前回の弊園にて行われました岡山先生のモンテッソーリ講演会のお話の中にも、「0歳から6歳までに得た知識は、6歳から生涯の知識を上回る」というお話にも納得ができます。生まれてたくさんの「吸収」ができる幼児期に様々なことを「自分でできるようになる」ということが、言葉だけではない本当の「自己肯定感」に繋がっていくのではないでしょうか。

成長

カテゴリ: ブログ 作成日:2019年07月17日(水)

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これまで、昼食時にみんなのお茶を運んでくれていた2歳児が今日はコースターを下に敷いて配膳してくれました。(前回までは保育士がコースターを敷いていたように記憶しています。しっかり見てたんですね。)

また、公園に出かけた時に太陽熱で熱くなる鉄製の手すりの熱くなってない所を触っていて、保育士が「他の所は熱くなってるのに、なんで熱くないのかな。」と尋ねると、「日陰だからだよ。」と、日々の成長と言葉の発達にいつも驚かされるばかりです。

さあ、また明日はなんの意識もせず自然体でどんな成長を見せてくれるのだろう。と毎日が楽しみです。

モンテッソーリ講演会を開催しました。

カテゴリ: お知らせ 作成日:2019年07月15日(月)

去る、7月13日(土)高津学院幼稚舎主催モンテッソーリ教育講演会を開催いたしました。

 

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園舎保護者の皆様方や地域の方々、保育士の先生、小学校の先生方に至るまで、多くの方々にお越し頂きました。

子どもが「自分らしく生きること」に私たち大人が援助する存在であることの大切さを改めて学びました。

整えられた環境のなかで子どもの自由を保障する。決して放任ではない、子どもの本当の自由を担保できる。

そんな園舎にしていきたいとまた、強く思う機会となりました。

モンテッソーリ教育講演会の御礼

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月13日(土)

本日は、高津学院幼稚舎主催モンテッソーリ教育講演会にお越し頂き誠にありがとうございました。

園舎保護者の皆様方や地域の保護者の方々、保育士の先生、小学校の先生方に至るまで、多くの方々にお越し頂きました。

子どもが「自分らしく生きること」に私たち大人が援助する存在であることの大切さを改めて学びました。

整えられた環境のなかで子どもの自由を保障する。決して放任ではない、子どもの本当の自由を担保していく。

そんな園舎にしていきたいと、また強く思う機会となりました。

本日講師をして頂いた、京都モンテッソーリ教員養成コースのセンター長、岡山眞理子先生をはじめ、ご参加頂いた方々に重ねて御礼申しあげます。

 

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モンテッソーリ教育講演会 間近!!

カテゴリ: お知らせ 作成日:2019年07月11日(木)

今週土曜日に行われます、モンテッソーリ教育講演会まで残りわずかとなりました。

 

天王寺区役所のご後援おかげで、更に区内の約80か所の「まちかど情報版」に講演会の案内を掲載してくださいました。

 

(天王寺区内の様々な掲示板に案内を掲載してくださっております!!)

 

天王寺区役所の皆様本当にありがとうございます!!

 

この機会に是非弊園までお越しください!

 

お越しくださった方には、お得な特典もご用意しております。

 

お申し込みはこちらから。

↓         ↓        ↓

高津学院幼稚舎 モンテッソーリ教育講演会       

 

 

モンテッソーリのおしごと紹介します⑭

カテゴリ: モンテッソーリ教育関係 作成日:2019年07月10日(水)

今回は「点滅」おしごとの紹介です。

 

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神聖な火、災害時の日、日常生活の火など、火の役割を一緒に考える機会になると同時にマッチの使い方や、ろうそくの火の消し方を知ります。

 

漠然とした"火"に対する子どもの興味は、大人が想像する以上に大きなものです。


本物の火を扱うので やはり、まだ早いな、と思う子どもには提供できません。

 

しかし子どもたちは歳上の子がこのおしごとをしているのをずっと憧れの目で見ているため、教師にこのおしごとに誘われるととても嬉しそうに"やっとぼく・わたしにもできる!"と目を輝かせます。

日本は、オール電化の時代に入りつつあり、本物の火を見る機会さえ少なくなりました。

 

しかし生命の歴史の中で、私たち人間の命を繋ぎ、文明を築いてきた火は、子どもの本能としての興味を惹きつけ、灯された火はどこかヒトを安心させるものだと思います(少し大げさかもしれませんが、本当にそう思います)。 .
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趣味のキャンプでよく山や川で焚き火をするのですが、燃える火を見つめていると、ボーッとしてきて心地の良い気分になります。真っ暗な夜も安心できます。


このおしごとで子どもたちを観察していると、初めはマッチに火がつく瞬間のドキドキ感から子どもも興奮した様子を見せますが、ロウソクに灯る優しい火を見ていると、やはりトロ〜ンとしてきて、落ち着いた表情になります。
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この活動では心を落ち着けた中で、火の役割や扱い方をお話しします。

 

 

随時、無料体験レッスンを行っております

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