信じて待つこと
カテゴリ: ブログ
作成日:2023年02月15日(水)
子どもには3つの成長があります。
からだ・ちしき・こころ の3つです。
ちいさな子どもは生まれてからというもの、顔つきはどんどん変わり、体もあっというまに大きくなっていきますよね。
ことばが話せるようになり、かずも数えられるようになり、色々なことをよく理解できるようになります。
「からだ」と「ちしき」の発達は目に見えやすく、おとなも意識的にその成長を見ようとします。
でも「こころ」の発達はなかなか目に見えません。
たくさん育っていても、ちょっとしか育っていなくても、周りからは気づきにくい部分です。
家を建てるときの土台、
草や木の根っこ、
どちらも目に見えないけれど、いちばん大事な部分。その他より何倍も時間をかけて丁寧につくられます。
「こころ」も同じです。
目に見えないからこそ、心が育つために必要な愛情をたくさん注ぎ、時間をかけて大切に大切に成長をお手伝いする必要があります。
大人に出来ることは、線引きをしっかり示した上で、子どもをしっかり受け止めること。そしてありったけの愛を伝え続け、子ども自身のペースで育っていくことを 信じて待つこと…。これに尽きるかもしれませんね。